90年代にリリースしたシングルナンバーを1日1曲レビューしていきます。

本日のナンバーはこちら。

0507lasttourbluemofyouth








ラストツアー ~約束の場所へ~ / Bluem of Youth
1999年12月1日リリース
最高位:2位、売上:47.6万枚

どうか夢よ僕を照らして
約束の場所へ

昨日は「雷波少年」の企画から生まれた曲を取り上げたが、今日も同じ番組でブレイクしたユニットの曲を取り上げる。

Something ELseの「ラストチャンス」が大ヒットとなった99年、「雷波少年」は次なる企画が生まれた。
前年と似たような内容だが、崖っぷちバンドがモスクワをストリートライブしながら回り、究極の一曲を生み出すものだった。
その一曲のみで日本武道館公演を行い、観客一万人を集められなければ即解散というルールを課せられた。

その企画に白羽の矢が立ったのは、1995年にメジャーデビューを果たしていた2人組ユニットのBluem of Youthだ。
この企画までにヒット作は生まれず、98年末にレコード会社との契約を打ち切られていた。
そんな中で挑んだロシア横断の旅で生まれた一曲が「ラストツアー ~約束の場所へ~」だ。
旅が終わり、帰国後の99年10月に日本武道館にてライブを決行。
目標の一万人を倍近く上回る観客動員数を記録し、無事に成功を収めた。

その後、「ラストツアー ~約束の場所へ~」はシングル化され、99年12月にリリースされた。
初登場2位を記録し、約50万枚の大ヒットとなった。
静かなアルペジオギターと歌から始まり、サビに向かって盛り上がっていく、ドラマティックなミディアムバラードに仕上がっている。
旅のドキュメンタリーのような歌詞に、壮大さを感じるアレンジが、彼らの熱量を感じさせるものになっている。

こうしてSomething ELseに続き、Bluem of Youthも同番組の企画によりブレイクを果たした。
音楽バンドの救済企画はここまでとなったが、彼ら2バンドに言えることは、もともと持っていたポテンシャルを引き出す場所を、メディアというツールによって運よく引き出せたということだろう。

2002年に解散後、近年活動を再開させ、今年もソロ活動と並行してBluem of Youthとしてのライブも行っている。

ラストツアー ~約束の場所へ~
カテゴリ: J-Pop