90年代にリリースしたシングルナンバーを1日1曲レビューしていきます。

本日のナンバーはこちら。

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雨音 / 久保田利伸
1991年11月1日リリース(8cm盤)
2005年8月24日再発売(12cm盤)
最高位:34位、売上:3.9万枚(8cm盤)

さあ雨よ 激しく打て
ぼくのこの窓を

本日、4年ぶりとなるオリジナルアルバム「Beautiful People」をリリースする久保田利伸。

アマチュア時代からアーティストへの楽曲提供を行っていて、1986年にメジャーデビュー後は、日本のR&Bミュージック界を牽引する活躍を見せてきた。
「Missing」や「You were mine」「LA・LA・LA LOVE SONG」といった名曲を生み出してきた、日本を代表するソウルシンガーだ。

「雨音」は1991年11月にリリース。
この年の9月に発表のアルバム「KUBOJAH」からシングルカットされた。
カメリアダイアモンドのCMソングに起用された。
この時期の久保田利伸はレゲエミュージックに傾倒していて、前述のアルバムからリカットされたこの「雨音」も、その影響が色濃く出ている。

雨という物哀しいイメージが浮かぶ、メロウなバラードナンバーに仕上がっている。
レゲエの心地いいリズムに、彼の巧みなボーカルが胸に染みる、雨の情景をうまく表現した一曲だ。

彼の作品には雨をテーマにした曲が多い。
ジメジメとした気分になる天気を、時にはドラマティックに、はたまたメロウに、彼は料理してくれる。
是非とも、雨が降る日には彼の音楽を手にとってみてほしい。

雨音
カテゴリ: R&B/ソウル