Rhapsody in Yellow

音楽雑談をメインにしたブログ。

2019年03月


90年代にリリースしたシングルナンバーを1日1曲レビューしていきます。

本日のナンバーはこちら。

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Single is Best !? / 平松愛理
1993年3月8日リリース
最高位:11位、売上:31.2万枚

最高のシングルは
12時を過ぎたシンデレラ

1993年に開始された「CDTV」。
深夜のランキング番組として長い間親しまれてきた。
前年にゴールデン枠で放送されたランキング番組が元となってはじまったそうだ。

今日は、そんな深夜の「CDTV」の初回ゲストの曲を取り上げる。

平松愛理は1987年にデビュー。
当初はユニットの一員としてだったが、その2年後の89年にソロシンガーとして再デビュー。
92年に「部屋とYシャツと私」が大ヒット。
女版関白宣言と称され、話題となった。

「Single is Best !?」は93年3月にリリース。
直後に発表の同名のベスト盤の先行シングルだ。
前述の通り、同時期に開始された「CDTV」の初回ゲストとしてこの曲を歌唱した。

独身女性の切なさや強みをありのまま描いた歌詞が印象的な一曲。
「ding dong ding dong…」のフレーズが耳に残るアップテンポなナンバーだ。

病気療養を経て、現在再び精力的に活動中の彼女。
「部屋とYシャツと私」のイメージが強いが、他にも名作揃いなので、是非ともチェックしてほしい。

Single Is Best!?
カテゴリ: J-Pop




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何かいい事きっとある / 島崎和歌子
1993年3月3日リリース
最高位:100位圏外

素敵な想いつなぎあわせて
少しずつ出来るネックレス

昨日は「ドラえもん」の映画の主題歌を取り上げたが、今日も同じくそこからピックアップする。

今年は平井大の「THE GIFT」が起用されているが、かつてはゆず、BUMP OF CHICKEN、福山雅治、Perfume、星野源といった大物が続々と提供してきた。

今日は、1993年に公開された劇場版の主題歌を取り上げる。

島崎和歌子は1989年にデビュー。
女優やアイドル歌手として当初は活動していたが、91年から「オールスター感謝祭」の司会を務めるようになってから徐々にバラエティにシフトしていくようになる。

「何かいい事きっとある」は1993年3月にリリース。
作詞は武田鉄矢の提供によるもの(ドラえもんの映画シリーズの主題歌は90年代中盤まで殆ど彼が作詞を担当していた)。
この年のドラえもんの映画は子供にとっては割とシリアスな内容だったそうだが、名作と語られるほど人気が高い。
その主題歌ということで、記憶に残っている方も多いだろう。

明るい気持ちになれる、ポップソングに仕上がっている。
要所要所に見られる凝ったアレンジに、歌唱力の高い彼女の声が心地よく聴こえる一曲だ。

現在はバラエティのイメージが強い島崎和歌子。
そんな彼女の音楽作品も、なかなか聴きごたえがあるので、是非ともチェックしてほしい。


映画ドラえもん主題歌大全集



90年代にリリースしたシングルナンバーを1日1曲レビューしていきます。

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ホットミルク / 吉川ひなの
1998年3月4日リリース
最高位:69位、売上:0.7万枚

あたしの一番 大切な人
あなたを近くに感じていたいから

音楽が本業ではないモデルや女優が、音楽作品をリリースすることがある。
そのアイコンをウリにして、独特な世界観を持った作品になることが多い。

今日は、90年代後半に人気を博した、とあるモデルの作品を取り上げる。

吉川ひなのは1991年に芸能界入り。
90年代後半あたりから、女優やバラエティ、モデルといったさまざまな場所で活躍することになる。
歌手としては、1997年に藤井フミヤ提供曲「ハート型の涙」でデビュー。

「ホットミルク」は翌98年3月にリリース。
国民的アニメ「ドラえもん」の映画主題歌に起用された。
優しい雰囲気のバラードナンバーに仕上がっていて、切なさを纏ったメロディーラインに、独特な彼女の歌声が耳に残る一曲だ。
間奏の語りや、歌唱力など、引っかかりの多い曲だが、吉川ひなのの魅力をを存分に堪能できる作品と言える。

現在はママタレとしての一面を見せる吉川ひなの。
そんな彼女の音楽作品も興味深いものが多いので、是非ともチェックしてほしい。


I am pink



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SO YOUNG / THE YELLOW MONKEY
1999年3月3日リリース
最高位:5位、売上:19.9万枚

誰がなんて言っても君が好きだよ
春はなんか優しくて残酷

来月、19年ぶりとなるオリジナルアルバム「9999」をリリースするTHE YELLOW MONKEY。
バンド復活後、新たなファンも獲得し順調な彼らの待望の新作ということで、気になるところだ。

今日は、そんなイエモンの曲を取り上げる。

1992年にデビューし、徐々に知名度を上げていき、「太陽が燃えている」「JAM」「BURN」といったビッグヒットを生み出す。
98年にはシングルとして初の首位を獲得した「球根」をはじめ、イギリスでもCDをリリースした。

「SO YOUNG」は1999年3月にリリース。
その前年から113公演も行っていたロングツアーのファイナルの1週間前に発表された。
彼らの代名詞でもある、歌謡テイストのマイナーチューンに仕上がっている。
春という季節を物哀しさで表現したアレンジに、広がりのあるサビや転調する大サビなど、場面転換が曲の深みを出してくれる一曲だ。

再結成後も人気の高い彼ら。
この先も目が離せない。

SO YOUNG(Remastered)
カテゴリ: ロック




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HAPPY LITTLE TIME / akiko
1996年3月20日リリース
最高位:69位、売上:1.1万枚

ア・イ・シ・テ・ル
And I wanna just tell ya!!

2000年代以降から日本でもメジャーになったR&Bミュージック。
これまでもその類のヒットはあったが、MISIAや宇多田ヒカルの出現から一気に広まった印象がある。

今日は、そんなR&Bミュージックがメジャーになるちょっと前にリリースされたナンバーを取り上げる。

akikoは1995年にデビューしたR&Bシンガー。
デビュー前にアメリカのアポロシアターでライブ出演の経歴もある本格派アーティストだ。
ちなみにジャズシンガーでも同名の方がいるが、それはまた別人だ。

「HAPPY LITTLE TIME」は1996年3月にリリース。
シャンプーのCMソングとして起用された。
春の匂いを感じる、明るく軽快なナンバーだ。
R&Bテイストの巧みなボーカルに、心地いいアレンジが印象的な一曲だ。

ちょうど今の桜の季節に聴きたい、隠れた春の歌として是非とも聴いてほしい。


HAPPY LITTLE TIME


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